Facebook創業者ザッカーバーグ氏、路上に座って300円のランチ

 世界最大のSNS「フェースブック(Facebook)」創業者のマーク・ザッカーバーグ氏(26)が、米カリフォルニア州パロアルトのフェースブック本社近くの路上に座って、2.5ポンド(約330円)のランチをとっている様子がパパラッチされた。

 英デイリーメール紙によると、ザッカーバーグ氏は灰色のTシャツにジーンズ、スニーカーといういつも通りのラフな格好。タコスの屋台でランチを購入し、ビルの入り口のコンクリートの床の上に直接胡坐をかいて座って、友人と一緒にそれを食べていたという。

 通行人は「彼の周囲にはセキュリティが全くなかったよ。彼はタコススタンドまでぶらついて行って、ほかの人と同様に列に並んでチキンタコスを買って、外で食べていたね。誰も彼に注意を払っていなかった」と語っている。ザッカーバーグ氏が今でも貧乏学生のようにコンクリートの地べたに座って300円のランチをとる姿に、通行人は驚いたようだ。

 ザッカーバーグ氏は、総資産額69億ドル(約5700億円)の大富豪であるにも関わらず、私生活が地味過ぎるとして、度々メディアで話題になっている。最近になってやっと広めの賃貸住宅に引っ越したものの、つい先日まで住んでいたのは、会社近くの小さな借家。愛車は5年間乗っているホンダのアキュラTSX。また、どんな公式イベントでも、常にジーンズにTシャツというカジュアルな服装で出かけることで知られている。世界最年少の富豪という派手なイメージと、現代の若者らしい地味な私生活とのギャップの大きさに、好印象を抱く人が多いようだ。

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