英歌手エルトン・ジョンさん（63）と同性婚のパートナーであるデヴィッド・ファーニッシュさん（48）が、昨年代理出産で生まれた息子ザッカリーくんを、多くの王室関係者が通う英名門私立校セント・ジョージズ・スクール（St George’s School）に入学させることを検討していることがわかった。英サン紙が報じた。
ウィンザーにあるセント・ジョージズ・スクールは、1348年に英国王エドワード3世によって設立された私立校。エリザベス女王の公邸の1つであるウィンザー城の中のセント・ジョージ教会に聖歌隊を派遣することを目的として創立された学校で、音楽教育のための優れた環境・設備と教師陣が揃っていることが特長。子供たちは7歳からピアノなどの楽器の演奏を始め、全員が歌の練習に励み、最も歌唱力がある少年24人が王立聖歌隊のメンバーに選出される。
ザッカリーくんはまだ生後7週間だが、エルトン・ジョンさんはもう進路を検討し、セント・ジョージ・スクールを訪問、校長のロジャー・ジョーンズ氏とも面談したという。また関係者によると、2人はザッカリーくんの進学先として、同校だけでなくイートン校も検討しているという。
もしセント・ジョージズ・スクールに入学するとすれば、ザッカリーくんは3歳から13歳まで通うことになる。3歳からの幼稚園の学費は年間7500ポンド（約100万円）で、その後寮生になれば毎年1万8000ポンド（約240万円）の学費がかかる。しかし、エルトン・ジョンさんの豪邸が同校の近くにあるため、ザッカリーくんは通学生になる可能性もある。
