普段行くのはフレンチよりもイタリアン
―では普段の生活で、堀江さんがもう一回行きたいと思うときに、ぱっと思い浮かぶお店はどこですか?
「焼肉は最近行ったのは六本木の『●●●』ってとこですね。別にそこは全然誰でも入れる、リーズナブルで旨い店だと思いますよ。」
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―フランス料理と言えば?
「フランス料理、そもそも行かないですね。フレンチを食いに行こうってあんまり思わなくないですか? どっちかというとイタリアンです。イタリアンだと例えばさっき出た●●●の店とか。僕がよく行く店って、すごくリーズナブルで、誰でも行ける店が多いですよ。焼肉もそうだし、イタリアンだったら『●●●●●●●●』ってお店とか。でもすごい庶民的というか、別にそこまで高いわけでもないし。ここすっげえ旨いよな、って感じよりは、いつでも気軽に行けて、いつでも開いててみたいなイメージですよ。
中華は季節にもよりますけど、例えば上海蟹の季節だったら普通に『●●●●●●●』とか。ただ、僕はここに行くのは、本当に上海蟹の季節だけですけど。やっぱり上海蟹をちゃんとむしってくれますからね。あそこまできちんとむしってくれる店は世界広しといえども、あそこくらいじゃないですか。それ以外だと、新宿御苑にある上海料理の『●●●●』という店とか。本当に庶民的なお店ですよ、美味しいけど。そういうお店ばっかりですよ、“突き抜け”なくてもいけます、みたいな。」
“突き抜けた”と思ったのは、月収100万円を超えた時
―「欲にまみれて欲を突き抜けた」と小説内にありますが、堀江さん自身はもう欲を突き抜けたのでしょうか?
「僕は元々そうなんじゃないですかね。お金がどうのこうのってあんまり考えないので。」
―では、“突き抜けた”のはいつ頃ですか?
「会社を始めたくらいじゃないでしょうか。大学生の頃。」
―資産が数十億円レベルになる前からですか? プライベートクラブ「YUCASEE(ゆかし)」の会員に実施したアンケートでは、資産が10億円を超えたくらいで「お金はもういらないと思った」という人が最も多かったです。
「そういう人たちは物欲がすごいんじゃないですか。僕は物欲が全然ないから。食うものなんて安いし。だから、あんまりいくらを超えたらみたいなのはないと思いますよ。月収100万円超えたら、欲しいもの何だって買えるじゃないですか。僕は別荘やクルーザーを買いたいと思わないから、別にいいんですよ、それで。」