AKB48卒業翌日に社長になった川崎希さん(後篇)

 AKB48の1期生としてオープニングステージにも立った川崎希さん(23)。現在はAKBを卒業、社長として自らのアパレルブランドを設立しもうすぐ2年に。そして将来の夢を「株式上場できれば」と語った。◆AKB引退~転身まではコチラ◆

中国から届いた一通の手紙


 川崎さんの自宅に一通の手紙が届いた。

 手紙の内容は、中国の工場が倒産したというものだった。支払いは商品の納入後ということがせめてもの救いだったか。しかし、この時点で売る物が何もない。早くも開店閉業状態に陥ってしまった。

 「その時は、落ち込みましたよ~。でも、なんか、突然、ネイルサロンが思い浮かんだんですよね。それが3月31日で、占いを見ると『人生にとって大事なひらめきがある日』って書いてあったんですよ。でも、いまだに何でネイルサロンなのか、わからないんですけどね」

 その日の夜のうちに物件を自分でリストアップしていき、翌日には内覧に行って、もう決めてしまった。不景気ということの助けもあったのか、立地も良くて価格も手ごろな物件が意外にもたくさんあったのだ。

 JR渋谷駅の徒歩すぐ近くのところに決めた。「改装したてで入居していない状態だったんですよ。もちろん家賃も下げてもらいましたよ」と話す。川崎さんの基準で、いい物件というのは「迷いなく、ここだと思える」ものだそうだ。

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