2020年に食料価格が30%増(農水省)

 農林水産省は18日、2020年の世界の食料価格が約30%上昇するという予測を発表した。

 世界の食料需給は、人口増加、所得水準の向上などによって、食用・飼料用需要の拡大や、バイオ燃料需要などが要因となり、需要が供給を上回る状態が続く見通し。穀物の消費量は2020年には5億トン増加して、27億トンに達すると見ている。小麦、米、大豆、とうもろこしなど各品目で需要が供給を上回る予測。

 アジアでは、中国が輸入国として輸入高を拡大していくが、インドは輸出国の地位を維持しているという。

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