西洋の美女は中国人富豪に嫁げ?

 米誌「フォーブス」によると、2011年中国への投資は最も賢い選択だという。だが実際の“投資”とは別に、フォーブス誌は西洋の野心あふれる美女たちは中国の新富豪に嫁ぎ、“ぼろ儲け”を狙ってみては?と勧める記事を掲載し、中国メディアの間でも話題になっている。確かにこれは最も効率的な投資かもしれない。

 中国の新富豪は経済成長とともに、ここ数10年か20年のうちに出現した人々だ。こうした人々の実力は確かで、人数も多い。米シカゴ市の市長は「中国人富豪は非常に増えた」と強調する。

 だが、どのようにしたら検索サイト百度・総裁のロビン・リー氏や中国版動画サイトYoukuCEOのビクター・クー氏のような大富豪の目に留まることができるのか?フォーブス誌は以下のような作戦を提案する。

 まずお勧めなのが富豪の数多くいる“愛人”の一人になること。中国の大富豪は残念ながら既にみな結婚済みなのだ。だが実際は“愛人”で十分だ。ガールフレンドになっただけでマンション一室と乗用車一台、クレジットカード1枚に、普段自分自身の給料では買いたくても買えなかった沢山のプレゼントを手にすることができるのだから。

 次に狙うのは2代目だろうか。彼らはまだ若いし、富もあり、車だって所有している。だが実際彼らは甘やかされて育っていて、決して良い縁とは言えないだろう。だから、まずは父親と仲良くなり、息子のガールフレンドに適していると信用してもらうことが先だ。そうすれば、父親は遊び三昧の堕落した生活から2代目を救い出し、新しい家族の為に努力させるだろう。

 こうした作戦に失敗したらどうするのか?それは自分自身を高めることだ。中国語やMBAを取得して努力をすれば簡単に理想の富豪と出会えるだろう。

 こうしたフォーブス誌の記事で、中国メディアはこれまで見向きもされなかった中国人男性が注目されている事に対し「国が豊かになってきた証拠だ」と歓迎している。だが一方で西洋の美女たちに勧めている学習内容があくまで“お金の計算”であり、“中国文化”でないことを指摘し、国のソフトパワーはどうなったのか?と疑問を投げかけている。

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