9割の富裕層が投資アドバイザーを信用、マスコミは2割

 富裕層投資家は、投資の判断材料として何を信用しているか。その際には、富裕層専門の投資アドバイザーや銀行家と答えた人が約9割に上ることがわかり、マスコミの約2割よりも圧倒的な信頼を勝ち得ていることがわかった。

 この調査は米投資顧問SEIが、500万ドル以上の資産を持つ富裕層41人を対象に行ったもの。87%が、富裕層専門の投資アドバイザーや銀行家を信用し、マスコミは17%だった(複数回答)。次いで、知り合い、という回答があった。

 過去には、例えば、ゴールドマンサックスが、米証券取引委員会(SEC)からも問題とされ司法の場に争いが持ち込まれた「アバカス」など、顧客に大きな損失を与えていることもある。

 ただ、それでも他に信用できる物がなく、長い目で見れば、最終的には専門の投資アドバイザーに頼るということなのだろうか。

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