国勢調査の速報値が各都道府県でこのたび発表され、大阪府の人口が約886万人となり、神奈川県の約905万人に抜かれた、2、3位が入れ替わった。
神奈川県の総人口は、904万9500人、世帯数は、384万3424世帯。平成17年～22年の5年間に総人口は、25万7913人増加、増加率は2.9％。世帯数も7.0％増加した。
2005年の前回調査では両者はほぼ肉薄。大阪府が約882万人に対して、神奈川県が約879万人となっており、時間の問題とも見られていた。
しかし今回は、大阪府が微増となる0.52％にとどまったために、神奈川県が逆転した。大阪は大阪市と堺市の両政令市で伸びたものの、南部などで減少したために伸びが抑えられた。神奈川は、横浜、川崎に加えて相模原が新たに政令市に加わるなどこの上位3市が引っ張った。
