羽田空港からの国際線発着によって、日本からの旅のスケジュールも大きく様変わり。すでにアジアやアメリカ方面では、利用されている方も多いと思います。欧州路線は、昨年10月のJALとエールフランスとコードシェアによるパリ便に続いて、初めて単独就航で便が飛ぶのは、ブリティシュ・エアウェイズ(BA)のロンドン便です。
2月20日、ロンドン・ヒースロー空港から4時55分に最初のBA便が到着、続いて6時25分にロンドンに向けて1番機が飛ぶのに合わせて、羽田空港でのテープカット・セレモニーも行われました。今後、BAではデイリー運航の成田-ロンドンに加えて、羽田-ロンドンも週5便が運航します。
英国のフラッグシップ・キャリアの就航記念とあって、同日に駐日英国大使館公邸で会見とレセプションが行われました。ディビッド・ウォレン駐日英国大使も、「日本とロンドンの直行便が増えたことは、経済・政治・文化と深いつながりを持つ日本と英国の関係をより深めることに寄与する」とご挨拶。
記者会見会場は、駐日英国大使館 大使公邸
羽田-ロンドン間のBA便の復活は、実に33年ぶり。関係者には感慨深い思いもあるようです。今後は羽田を早朝に立てば、ロンドン着は朝の10時。到着したその日も活かして行動ができます。
ブリティッシュ・エアウェイズよりディビッド・ウォレン駐日大使に贈呈の昔の羽田便の写真
さて、BA ではこの羽田就航記念第1弾キャンペーンとして、2011年3月31日までに東京(成田・羽田)~ロンドンのクラブ・ワールド往復航空券を購入すると片道をファーストクラスへアップグレードできるキャンペーンを実施しています。(クラス限定など諸条件はホームページなどで確認のこと。ブリティッシュ・エアウェイズ:www.ba.com/japan)。
日本とロンドンはだんぜん近くなる…とキャンペーンポスターも
クラブ・ワールドでもフルフラット・シートのBAですが、ファーストクラスではよりプライベート感のある空の旅が楽しめるそうで、「搭乗客14名に対して3名のキャビンアテンダントがついて、シグニチャーなワインセレクションなど、ラグジュアリーなサービスを楽しんでいただけます。」とのこと。
4月のロイヤルウェディング、来年にはオリンピックと、盛り上がりそうな英国。空の玄関口への便も充実しそうです。
ミールも楽しみなラグジュアリーな空の旅