個人投資家に人気急上昇中の投信「BEST10」

 「投信まとなび」の調査によると、2月7日~2月11日の間に純流入額の多かった投信BEST10は以下のようになった。引き続きREITファンドの人気が高いほか、通貨では新興国・資源国通貨の人気が高いようだ。

【推計純設定ランキング(推計純流入額・億円)】

1)フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) (156.0)
2)野村グローバル・ハイ・イールド債券投信 (資源国通貨コース) 毎月分配型 (107.7)
3)短期豪ドル債オープン (毎月分配型) (85.6)
4)ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) (79.7)
5)ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン (毎月分配型) (78.6)
6)ブラジル・ボンド・オープン(毎月決算型) (70.3)
7)フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) (50.7)
8)財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型 (45.3)
9)三菱UFJ 新興国債券ファンド 通貨選択シリーズ<ブラジルレアル>(毎月) (45.2)
10)ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月分配型) (43.5)

 なお1位の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」は、REIT市場の2009年初めからの回復基調に乗り、この1年間のリターンは24.5%。2011年1月期には100円の配当を実施している。組み入れ業種は「小売」「オフィス・工場」「住宅」の順に多い。

 米国のREIT市場は、欧州ソブリンリスクの懸念が和らいだことをきっかけに反発。企業の業績懸念の期待が高まったことから、相場は上昇基調で推移。ただし、月末にはエジプト情勢の緊迫化などから相場は調整した。

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