生活保護から資産830億円へ、ハリポタ著者の半生を映画化

 2007年に発行された「ハリー・ポッターと死の秘宝」をもって、7巻にわたる壮大な物語にピリオドを打った、世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズ。同作品著者のJ・K・ローリングさんの半生が、米国でテレビ映画化されることが明らかになった。英ガーディアン紙が報じた。

 映画では、生活保護を受けながら生活していた貧しいシングルマザー時代から、「ハリー・ポッター」シリーズが大ヒットして資産10億ドル(約832億円)の大富豪に至るまでの、ローリングさんの激動の半生が描かれる。ローリングさんの役を演じるのはオーストラリア人女優のポピー・モンゴメリーさんで、スコットランド・エジンバラに似た風景のカナダで撮影されるという。

 ローリングさんは2007年に放送されたドキュメンタリー番組で、第一作目の「ハリー・ポッターと賢者の石」を書いていた当時に住んでいたエジンバラのフラットを訪れた。その時にローリングさんは涙を流しながら「ここで私の人生が変わったの」と語り、プライバシーを慎重に守る彼女にしては珍しく無防備な素顔を見せていたという。

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