三菱東京UFJの中東情勢レポートが外れすぎ

 エジプトのムバラク政権があっけなく崩壊し、その後はチュニジア、リビアなどに拡大しているが、三菱東京UFJ銀行のレポート「チュニジアの混乱は周辺国へ波及するのか」の見通しが外れすぎだと、話題になっている。

 結論としては「エジプト~即、混乱が生じるリスクは小さい」として、以下4つの理由を挙げている。
(1)チュニジアは危機対応に不慣れであった
(2)ムバラク大統領は軍を十分に掌握している
(3)国民懐柔策を検討
(4)9月の大統領選挙が焦点

 さらには「カダフィ大佐による統治体制に揺らぎはみられない」ともしているが、拡がりはとどまりそうもない。

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