「トゥモローズ・ゴールド」などの著者で富裕層向けの投資顧問を行うマーク・ファバー氏が22日、米CNBCのインタビューに「原油は買っても、米国株は買ってはいけない」と答えた。日経平均の動きはNYダウ平均に連動するだけに、気になる発言だ。
ファバー氏は根拠として、NYダウ平均は底を打った地点から、すでに61.8%上昇していることを指摘。つまり、フィボナッチの黄金比で見ると、反発の一つの上限となる地点まで達していることを指している。
下げはいつも一気に来る。それがいつ来るのか、誰にも分からないが、警戒水域に入っていることを告げている。