日本総人口1億2805万人、38道府県で減少

 総務省は25日国勢調査(速報値)を発表し、2010年10月1日の人口は1億2805万6026人だった。前回2005年の調査と比較すれば、28万8000人増(0.2%増)で調査開始して以来、過去最低の伸びにとどまった。

 都道府県別では人口増加したのは東京、神奈川、千葉、沖縄、滋賀、愛知、埼玉、大阪、福岡など9都道府県で、減少が38道府県にも上った。また、市町村で見ると、全国1728市町村のうち、4分の3(1321市町村)で減少している。

 その一方で、世帯数は5195万2000世帯で4.8%の増加となり、世帯規模(1世帯当たり人員)は縮小しており、単身世帯が増加している。

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