あす26日に任天堂の「ニンテンドー3DS」が発売されるのを前にして、同社の岩田聡社長が、同社制作部門の最高責任者・宮本茂専務に「発売前に宮本さんに訊いておきたいこと」と題して、インタビューを行っている。
最大の売りは「Mii」だという。ピグのような自身の分身キャラで、街中で3DSを持ち歩くと、同様に持ち歩いている人とすれ違えばつながりができるという機能がついている。2人はすでにつながりを持ったのだという。
岩田社長が「あの感覚はほんとに独特で…。このあいだ、宮本さんとすれちがったじゃないですか」と話を振った。
すると、宮本専務は「ああ、そうそう(笑)。いつのまにかぼくのニンテンドー3DSに岩田さんのMiiが来ててね。まぁ、社内ですれちがったわけですから、そんなに意外でもないはずなんですけど、妙にうれしかったですね、あ、岩田さんが来たって。なんでしょうね、あのうれしさは」と、答えている。
任天堂2トップのよくわからない会話はともかく、この日の同社の株価は発売前日ということで期待も高まってか、大証では前日比850円高の2万5000円の大幅高で引けている。
岩田社長(右)と宮本専務(任天堂HPより)