星野リゾートとANAセールスが、中国人富裕層の訪日事業において業務提携をスタートしたことを発表した。中国人富裕層をターゲットにした付加価値の高い「日本旅」を、4月より提供していく。
提携サービスの第1弾は、星野リゾートが運営する日本旅館「星のや 軽井沢」とANA国際線、ANAグループのネットワークを生かした交通手段や前後の他宿泊施設を組み合わせた、利便性と付加価値の高いオーダーメイド型の個人旅行プラン。
従来は、「星のや 軽井沢」に宿泊する場合、中国人富裕層は、宿泊や付随する交通機関等を自身で手配するケースがほとんどだった。しかし今回の提携によって、ANAセールスが契約する中国の指定旅行代理店を通じて申し込むと、ANAセールスの予約システム「web adam」を通じて宿泊から交通までをトータルコーディネートした個人旅行プランが利用できるようになる。
両社は中国市場を皮切りに、今後経済発展が予想されるアジア市場おいて販売面でも連携を図り、中国人富裕層への共同プロモーション活動や流通の拡大に向けた取り組みを行っていく方針。
