大学入試で水着審査あり 中国で美女600人が受験するモデル学科

入試で水着審査あり


大学のモデル学科の入試の模様(中国・青島市)
 中国・青島市内でこのほど、モデル大学の入学試験が行われた。約600人の受験生が大連工業大学と浙江理工大学のファッション表現専門科の試験に参加。多くの美女がビキニ姿で一日を過ごした。中国では毎年、モデル学科の競争率が高まっているという。

 試験当日、まず行われたのが身体測定。体重、座高、頭囲、肩幅、バスト、ウエスト、ヒップなどが測定され、次々に受験生のデータがパソコンに打ち込まれていく。データは自動的に評価される。最高点は100点で、試験管は「スタイルの良い受験生の中には90点以上の人もいた」と話す。中国でも東北地方はスタイルの良い女性が多いと言われるが、やはり青島市の試験会場では、条件が良い受験生が少なくなかったそうだ。

 次に行われるのが水着テスト。試験会場に入れるのは50人のため、多くの受験生が身体測定後、水着のまま上着を羽織って素足で水着テストの順番を待っていた。廊下に暖房はないため、受験生の間からは「本当に寒い!」という声が聞こえた。

 「私は今年10カ所のモデル学校を受験します」と話す受験生は、午前8時に学校に到着したが11時を過ぎても会場に入れない状態。身長180センチの受験生は目に涙を浮かべながら「モデル試験は本当に大変」と話していた。

 それでも、モデル学科の受験者が増えるには、理由があるからだ。

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