創立184年というアジア最古の伝統を誇る、シンガポールの会員制ヨットクラブ「Republic of Singapore Yacht Club(RSYC)」が、900万ドル(約7億3000万円)を投じた施設の大規模な拡張工事プランを発表した。
今回の拡張工事では、ヨットの乾ドック数を現在の110から300へと約3倍に増やす。またクラブハウス内のスイートルームの数を32室から約60室まで増やし、娯楽室やジム、レストランやバーなども新しくする。ドックの拡張工事は2011年前半に完了予定で、宿泊施設の拡張工事は2012年中頃の完了を予定している。
「Republic of Singapore Yacht Club」は、1826年に創立されたアジア最古のヨットクラブ。現在約2400人の会員が登録している。
TODAYonlineによると、シンガポールには昨年世界中から81隻のスーパーヨットが訪問したが、今年は130隻に増加すると予想されている。また近年のシンガポールの富裕層数の増加により、ヨットの所有者も増加しているため、マリーナなどヨット整備施設の拡張が求められているという。

