華僑最大の富豪と3人の子を成すも、結婚間近で破局

 華僑最大の富豪一族、李澤楷(リチャード・リー)氏(44)の子供を3人産みながらも、一族に嫁として認められず、シングルマザーとして子育てをしていた香港の女優、梁洛施(イザベラ・リョン)さん(22)が、李氏と約3年間の交際の末に破局したことを発表した。 AsiaOneなどが報じた。

 李澤楷氏は、香港最大の企業集団・長江実業グループ創設者の李嘉誠氏の息子で、香港最大の通信会社PCCWの最高経営責任者。2人の交際は2008年に発覚し、2009年4月、梁さんは20歳の時に、李氏との第一子である男児をカナダで出産した。さらに2010年6月に双子の男児を米サンフランシスコで出産し、子育てに専念していた。

 2009年の一部報道では、李家の一族が、一介の女優にすぎない梁さんを一族に嫁として迎えることに抵抗感を示し、「学歴を上げること」など結婚への5つの条件を彼女に提示したとされた。しかし、子供たちの祖父である李嘉誠氏が孫を大変可愛がっていることも知られており、2人の入籍は間近と見られていた。

 梁さんはメディアへの声明で、「2011年を迎えて、私は人生の新しいステージに入ります。私は李澤楷氏と別れました」と公表。破局理由は明かさなかったが、「私たちは素晴らしいひと時を過ごしました。子供は一緒に育てるつもりです。私たちの願いは、彼らが健康で、幸福に成長してくれること」と語り、円満な別れであることを強調した。

 破局原因は李氏の浮気との報道があったが、梁さんの所属事務所はこれを否定。また別れに際して、梁さんが8170万ドル(約67億円)の慰謝料・養育費を受け取ったという噂も流れたが、これも事実無根とした。梁さんが芸能界に復帰するかどうかは、現段階では未定だという。

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