ソニーが900億円で売った工場を530億円で買い戻す

 ソニーが東芝に約900億円で売却した半導体工場を約530億円で買い戻すことになった。両社が契約を正式に締結して28日、発表した。売却は4月1日付け。

 工場は、長崎県諫早市の半導体工場で、ソニーが2008年に東芝に約900億円で売却し、それを約530億円で買い戻すことになった。

 ソニー時代は、ゲーム機プレイステーション用の半導体生産を行っていた。今後の計画としては、需要の旺盛なCMOSイメージセンサーの生産能力を増強し、事業拡大を図っていくという。

 東芝は大分工場に経営資源を集中することで、生産性とコスト競争力を高めていくという。

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