2日のニューヨーク商品取引所の原油先物市場は、ＷＴＩ（米国算標準種）の4月限月物は、前日比2.60ドル高の1バレル＝102.23ドルで取引を終え、終値ベースでは約2年5カ月ぶりに100ドル超えとなった。
中東の政情不安を受けて、この日、米エネルギー情報局（ＥＩＡ）が発表した週間統計によると、原油の在庫が取り崩されている状況となっており、供給不足に対する不安が高まり、原油が買われた。
また、金先物相場も、4月限月物は前日比6.50ドル高の1オンス＝1437.70ドルで取引を終え、前日に続いて史上最高値の更新となった。さらには、取引時間中に、1440.10ドルまで上昇したする場面もあった。
