NY原油が1バレル=104ドル、2年5カ月ぶり高値

 4日のニューヨーク商品取引所の原油先物市場は、WTI(米国産標準種)の4月限月物は前日比2.51ドル高の1バレル=104.94ドルで取引を終え、2008年9月以来、約2年5カ月ぶりに高値を更新した。

 リビア情勢が混沌としていることに加えて、米労働省が発表した2月の雇用統計が改善されたことで景気回復による需要増加などを見込んで買われた。

 一方で、ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、前日比88.32ドル安の1万2169.88ドルで取引を終えた。原油高に嫌気を差した売りが入った。

 ナスダック総合指数は同14.07ポイント安の2784.67となった。

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