ダフ・マッケイガンさん
(ウィキペディアより)
ガンズは1980年代から90年代を中心に大活躍した米国の伝説のロックバンドで、日本での数多くのファンを持ち知名度も高い。ダフさんは、長いブロンドヘアー、ストラップの長いベースで日本のファンの間でもおなじみだった。
ダフさんは脱退後、いくつかのバンドやソロで音楽活動を行ったが、すい臓の病気にかかり、一時は生死をさまよったこともあった。
米フォーチュン誌に語ったところによると、ダフさんはある日、ライブツアーの財務諸表をたまたま目にする機会があったのだという。自分たちのライブがどのような収入、支出で行われているのかサッパリわからずショックを受けたのだという。
そこで一念発起し、カリフォルニア州のコミュニティカレッジのファイナンスコースを受講。「ミュージシャンだって、このまま無知で60歳まで生きていくことを望んでいるわけではない」と語った。
ダフさん自身はもちろん、この時点ですでに何億円という成功を勝ち取っている。だが、ミュージシャンたちが老後を安心して暮らせるように、ということで、専門家らと投資会社を立ち上げるにいたったのだ。
名門ヘッジファンドのポール・チューダー・ジョーンズ(PTJ)のファンドマネージャーらも設立に参加したという。