りそなが公的資金の半分を返済で脱国有化

 りそなホールディングスは8日、公的資金1兆6852億円の約半分に相当する8135億円を11日に返済すると発表した。

 同社によると、今回の返済には2月の公募増資で調達できた5477億円、さらにはこれまでの剰余金を充当するという。返済後の公的資金の残高は8716億円となる。

 2003年に実質的に国有化されたりそなだが、これで議決権の3分の1以上を国が占めていたが、3分の1未満となり、重要案件の否決権がなくなった。

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