京都大学は10日、平成23年度入試の合格者2938人を発表した。インターネット不正投稿事件の影響を受けていないとしており、逮捕された仙台市の予備校生(19)は不合格となったことがわかった。
京大は「試験問題の一部が試験時間中にインターネットに投稿された件に関して、個別学力試験の採点および合否判定作業は、本投稿による影響を受けることなく、厳正に粛々と遂行され、本日2938名の合格者を発表するに至ったことを、総長および試験実施の責任を持つ10学部長は、ここに報告します」とした。
逮捕された予備校生の合否については明言していないものの、実質的に不合格であることをほのめかしている。