宮市選手「一人でも救われますように」

 プロサッカー、オランダのフェイエノールトFW、宮市亮選手(18)は13日のNAC戦に先発出場を果たし、シャツに東日本大震災の犠牲者を悼んだメッセージを書き記し、また腕には喪章を着用して戦った。

 先発しフル出場しチームの3連勝に貢献した宮市選手は「一人でも多くの人が救われますように」とシャツにメッセージを書き試合に臨んだ。

 得点こそなかったものの、得意のドリブルで左サイドを駆け上がるなど何度も好機を演出し、勝利に貢献した。日本期待の18歳は、海外で活躍することで被災者を勇気づける。

 また、伊セリエAのインテル・ミラノの長友佑都選手も喪章を着用してプレー。独シャルケの内田篤人選手もシャツに「日本の皆へ 少しでも多くの命が救われますように 共に生きよう!」と書くなど、日本の被災者のことを気にかけている。


宮市亮選手。胸にメッセージ、左手に喪文

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