日経平均3カ月ぶり1万円割れで終了

 14日の東京株式市場は売りの勢いが増し、日経平均株価は前週末比633.94円安の9620.49円で取引を終えた。昨年12月1日以来3カ月ぶりの1万円割れとなった。

 個別では、東京電力が1621円、JR東日本も4450円でそれぞれストップ安、また、節電を検討し始めた東北電力も1486円ストップ安で引けた。

 福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズの休館を発表した、常磐興産は東証1部下落率2位となっている。

 マザーズ市場、さらにはジャスダックなどの新興市場にも、業績とは無関係の売りが殺到し、まさに投げ売り状態となった。

 東京外国為替市場のドル/円相場は、81円台まで買われる場面もあったが、1ドル=82円台前半で落ち着いている。

 また、日銀は緊急に、過去最大規模となる21.8兆円を金融機関に供給した。

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