反捕鯨活動などを行う団体シー・シェパードが、11日の岩手県の三陸沖海岸で東日本大震災の被害に遭っていたことがわかった。船長のスコット・ウエスト氏が公式HPで触れたもの。その際に日本の被災者に親切にされ「日本の方々は何と親切なのだろうか。われわれの想像を超える」と驚きの心境を語っている。
日本を敵国と見なすシー・シェパード。敵国と思われようが困った時には親切にする日本人。これぞ、世界にも誇らしい日本の姿だ。
1シーシェパードの船員たちは11日、岩手県の・大槌町でイルカの調査をしていたところ、地震に遭遇に津波も目の当たりにした。高台にいたために、身の危険はなかったというものの、交通手段を無くして困っていたという。
だが、そんな時に手を差し伸べてくれたのが日本人だった。被災者自身が、わずかばかりの食糧を分け与えてくれたのだという。また、数キロはなれた宿にしているホテルまで、車での移動を手伝ってもくれたのだという。
「決してオーバーな表現ではなく、日本人の寛大さ、そして、親切さを本当に痛感した」と敬服していた。