東日本大震災による被害を受けた、東京電力の福島第一原発では現在でも懸命の消火・復旧作業が続けられているが、福島第二原発で働く東電社員がSNSミクシィ上で実名を公開して、現場の声を訴えている。
非難の矛先が東電に向かっている中、しかし、現場では社員が命がけで戦っているという現状がある。そうした悲痛な叫びが現場から、しかも、実名で声をあげた。
「私も東電の社員として福島第二原発の所員として昨日まで現場対応にも参加していました。大津波警報の中、夜中の3時で足元も見えないまま死ぬ覚悟で海の目の前での復旧作業…
冷却機能のある機会は海側のために津波でやられてしまいなんとか復旧しようとみんな必死でした」
第二原発は第一から南へ行った福島県富岡町にある。そこでも、被害の拡大を食い止めるために、担当者たちが日夜働いているという現状を訴えている。
「みんな自分の命を顧みず、停止する作業にまっとうしてます。今はただ皆の安全を祈るしかできない。一番怖いのは発電所で作業している皆です。逃げずにそれに立ち向かっているのは東電と関係企業さんです。それだけは忘れないで下さい。こんな状況ですが、自分の命を顧みず立ち向かっているみんなを見て一緒に復旧作業に当たることができて東電社員であること、福島第二原発所員であることを誇りに思います」
そして、この社員は最後に「URL公開してください」と記しており、よほどこうした現状を訴えたいのだと見える。◆ミクシィの実名日記
福島第二原発