朝日新聞出版が発行する週刊誌「AERA」最新号(3月28日号)防毒マスクの表紙について、AERA編集部は21日、「表紙及び広告などに対して、ご批判、ご意見をいただいています。ご不快な思いをされた方には心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
同誌のツイッターには、「編集部に恐怖心を煽る意図はなく、福島第一原発の事故の深刻さを伝える意図で写真や見出しを掲載しましたが、ご不快な思いをされた方には心よりお詫び申し上げます」と謝罪のコメントを出した。
表紙は防毒マスクを着用した人の顔が一面にアップされ、「放射能がくる」とあおり気味の見出しをつけてインパクトが大きかった。
発売後には、かなりの批判のコメントが多く出ていた。AERAは「編集部では今回いただいたご意見を真摯に受け止め、今後とも、様々な角度から全力を挙げて震災報道を続けていく所存です。最後になりましたが、被災者、関係者のみなさまには心よりお見舞い申し上げます」と真摯に受け止めていた。
AERA3月28日号表紙