山路徹氏が30キロ圏内で精力的に取材

 「戦場ジャーナリスト」は自称?と突っ込まれてきた、山路徹氏が震災取材で現地入りして精力的に活動を行っているようだ。皮肉にもタレント麻木久仁子さんとの不倫で有名となった山路氏。ようやく、名誉挽回とばかりに本領を発揮する時が来た。

 山路氏はAPF通信社代表のジャーナリスト。紛争などの戦地取材を得意、としている。実は現在、空爆が続くリビアではなく、原発事故が起きている福島県内にいたのだ。

 山路氏らは地震発生翌日の12日、記者2人、カメラマン2人の合計4人の取材班で到着。その模様を、ユーストリームやツイッター上で展開している。

 「マスコミもまた被爆を恐れて南相馬市には行きません。NHKも電話取材のみ。30キロ圏内に取り残された人々の事を伝えなくていいのか?報道の使命は?東海村の臨界事故の時とまったく同じです」とツイート。

 福島第一原発の30キロ圏内で取材を続けている稀有なメディアのようだ。その取材の成果は、「私たちの南相馬リポートは安全基準に抵触するとの理由で日本のテレビ局には受け付けて貰えませんでした」として英BBC、ロイター通信などに配信したという。

 マスコミにおいては、30キロ圏内にある南相馬市の取材はタブー化していたが、山路氏は取材を続行。桜井勝延市長への取材で、国から情報が一切来ないことや、さらには支援物資もいっさいないという実態を明らかにした。

 大桃美代子さんに、麻木さんとの不倫をツイッター上で暴露され、窮地に陥った。しかし、今回はまさに名誉挽回。ジャーナリストとして真価を発揮した。


山路徹氏のツイッターより

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