マン社、ブルークレスト株売却で202億円

 英ヘッジファンド大手マン・グループが、保有するブルークレスト社の株式を売却していたことが22日、わかった。マン社はこの取引で2億5000万ドル(税引き前利益、約202億円)を得たことになるという。

 英高級紙ガーディアンによると、マンは2003年からブルークレストに出資して約25%の株式を保有し、この取引で2億5000万ドルの利益を得たという。

 ピーター・クラーク最高経営責任者(CEO)は、ブルークレスト社との関係を「長く続いた友好的な関係」とし、「この取引は、自社独自の投資を強化していくため」と説明した。

 マン社は昨年、GLGパートナーズを買収しており、自社での投資を強化していく方針に移っている。そうした背景も、売却の理由の一つではないか、との見方もある。

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