ヤマト運輸は23日、被災地へ食料などの救援物資を避難所へ輸送する「救援物資輸送協力隊」をスタートしたと発表した。岩手・宮城・福島の主管支店内に設置し、各自治体と連携を取りながら配送を行う。
現状では、せっかく届けられた救援物資が集配施設に滞っており、被災者に十分いきわたっていないという問題点がある。
体制は、岩手・宮城・福島の2トンクラスの集配トラック約2割にあたる200台を手配。車両運行人員、倉庫内作業に必要な人員として計400~500人を配置する。
期間は、2週間を目途に運営するが、その時点での状況、国や自治体の意向を踏まえて体制の見直し・継統を行うという。