星野リゾートは東日本大震災の発生を受けて、同社が経営する「星のや 軽井沢」や「蓬莱」など16の宿泊施設で、安心・安全な環境でゆったりと家族で過ごせる期間限定の「安心一週間滞在プラン」を提供している。
震災発生から約2週間が経つが、余震や原発事故が落ち着きを見せないため、幼い子供を持つ人々などが一家で、西日本など全国各地へ避難する傾向が強まっている。星野リゾートはこれを受けて、家族水入らずで、安全な場所でゆったりと過ごせる連泊プランを発売した。
同プランは6泊7日の素泊まりで、4月28日までの期間限定。利用できるのは同社が経営する16施設で、長野・軽井沢の「星のや 軽井沢」(1室19万8000円)、京都・嵐山の「星のや 京都」(1室37万8000円)、熱海伊豆山温泉の「蓬莱」(1室12万6000円)、 島根県松江市の「玉造温泉 有楽」(一室12万6000円)など。
部屋タイプはおまかせで、一室の利用可能人数は施設により異なる。滞在中の清掃はなく、リクエストに応じてゴミの回収とタオルの交換等をしてくれる。