上場企業の7割以上が地震被害

 東京商工リサーチが行った、東日本大震災の影響を受けた上場企業の調査によると、上場企業3625社のうち回答があった1597社のうち、1135社が被害を受けていたことがわかった。実に7割以上の企業が何らかの被害を受けていることになる。

 情報を開示したのが1597社で、そのうち1135社が何らかの被害を受けていたという。被害程度を5段階に分類すると、最も多かったのは「一部・軽微」の481社(同30.1%)。以下、「営業・操業停止」が472社(同29.5%)、「影響なし」が462社(同28.9%)と続いた。

 被害内容では、最も多かったのが「建物損壊」で529社(同33.1%)と、3社に1社を占めた。これに「ライフライン・インフラ被害」が208社(同12.8%)、「生産ライン被害」が194社(同12.1%)と続く。 また、福島第一原発事故の関係で「原発事故影響で避難指示等」も18社(同1.1%)あった (重複回答あり)。

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