東京電力は25日、今夏7月の電力需給の見通しを発表し、需要5500万キロWに対して、需要が4650万キロWになることがわかった。※1日あたり
現在、原子力発電所、火力発電所の多くが停止しているために、現時点で今夏の 供給力としては4650万キロWと試算。一方、今夏の最大電力は、節電の効果を見込んで、記録的猛暑だった昨年に比べ、約500万キロW低い5500万キロW程度と見ている。
だが、供給力が最大電力を大幅に下回るものと予想されることから、今後、供給力の積み増しが大きな課題となる。
不足分を補うための追加供給としては、鹿島火力1~6号機、常陸那珂火力1号機、さらには、品川火力1号系列第1軸、横浜火力7号系列第2軸などの復帰も考えられている。