東電社員が炎上覚悟でブログUPも炎上で閉鎖

 東京電力社員が、「炎上覚悟」でブログを綴っている。「このブログが炎上すること覚悟の上で、伝えたいこと、伝えるべきことを載せたいと思います」として発言したが、否定的なコメントが多く寄せられ炎上したためか27日の午後に閉鎖されている模様だ。

 自己肯定的な意見を長々と綴っている印象で、コメントは次のようなものが並んでいる。

 「福島県に対する風評被害をもたらしているのは、政府やマスコミではないでしょうか?」

 「新潟県の柏崎刈羽原子力発電所は中越沖地震で被災し、その教訓を生かし、福島県の
福島第一・第二原子力発電所の耐震を強化しておりましたが、今回の東北地方太平洋沖地震は、耐震強化を上回る大規模地震だったのです。決して、甘く想定していたわけではありません。会社として、じしんい強い発電所つくりを行ってきました。ただただ、10mの津波に建物は耐えたものの、建物の内部で大きな打撃を受けてしまったのです」

 「今、日本が一つにならなくてはならないのです。被災にあわれた方が、一日でも早く普段の生活に戻れるように一人ひとりができることをやっていきましょう。私も社員として、一人の人間としてやれることからやります」

 「私たち東京電力社員は、震災以降、家族の安否や自分の健康関係なく、復旧に向けて寝る暇を惜しんで対応しております。色々とご不満やご意見もあるかと思いますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします」

 こうした発言に「被害者ヅラ」「上から目線」などなど否定的な意見が多く出ていた。

 この社員は、東京電力アメリカンフットボール部の部員の模様だが、部のサイトも「当面の間、活動を自粛させていただきます。同時に、本WEBサイトも休止しますが、ご理解のほど何卒宜しくお願い申し上げます」となってサイトは消滅している。

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