2011年の東京大学の合格発表が行われ、サンデー毎日(4月3日増大号)で毎年恒例のランキング(判明率96.7%)がまとめられた。今年の傾向としては、地元志向がより根強く、上位20校のうち、16校を関東が占めた。
今年はセンター試験の平均点がアップしたため、難関大学の出願者が増加。ただし、域内の難関大学にを目指す受験生が多く、地元占有率は東大が51.3%(昨年50.9%)、京大56.7%(同54.4%)、北海道大53.1%(同48.8%)、東北大41.5%(同44.2%)、名古屋大82.3%(同82.3%)、大阪大57.5%(同56.6%)、九州大78.5%(同75.8%)とそれぞれなった。
下落したのは東北大学のみで、横ばいが名古屋大学。他大学の占有率は上昇している。東北大は、鈴木章・北大名誉教授がノーベル賞を受賞したこともあり、一部が北大に流れたと観る向きもある。
1位 開成(東京)172
2位 灘(兵庫) 99
3位 筑波大駒場(東京)98
4位 桜蔭(東京) 75
5位 麻布(東京) 70
6位 駒場東邦(東京) 63
6位 栄光学園(神奈川)63
8位 聖光学院(神奈川)59
9位 学芸大付(東京)55
10位 東大寺学園(奈良)43
11位 岡崎(愛知)37
12位 久留米大付設(福岡)36
13位 渋谷教育学園幕張(千葉)34
13位 筑波大付(東京)34
13位 海城(東京)34
16位 桐朋(東京)32
16位 浅野(神奈川)32
18位 女子学院(東京)31
19位 県立浦和(埼玉)30
19位 巣鴨(東京)30