物資を懐に入れる役所の担当者にGLAYのTERUさん憤る

 災害の支援物資が役所などの集積所に集められるが、下着や大福モチなどの物資に手をつける担当者もいるのだという。人気ロックグループGLAYのTERUさんが28日の自身のブログで語っている。

 TERUさんの友人である、ピーチジョン創業者の野口美佳さんが送ったムートンのブーツを「要らない」と付き返されたとこともあるのだという。

 その際の担当者が年配の男性で「受け取る側の物資担当がおじさんだと、全く訳が分からず段ボールを開ける事すらしないようです。一番ビックリしたのが、ムートンのブーツは温かくて長靴より重宝するはずなのに、ムートンって言葉が理解できなくて、そんなものは要らないと返されるみたい」としている。

 そして、極めつけは「自分の故郷である仙台が、少しでも早く復興してくれる事を願い、役所に物資を届けに行ったら、あっ!これ欲しかったんだ?!と言って、役所の人が持ってたって」ということもあったようだ。他人の物を勝手に私物にするとは、まさしく言語道断。

 さらには、TERUさんは「物資として届いた大福を、このまま置いてても腐っちゃうからと言って、その大福を食べながら対応する人もいたって。おかしいでしょう。大問題だよ」と、憤っている。

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