29日の東京株式市場は続落し、日経平均株価は前日比19.45円安の9459.08円で取引を終了した。
寄り付きでは100円以上の下げに見舞われたものの、午後に入り主力銘柄を中心に買い戻された。また、営業再開の見通しが立たなかったオリエンタルランドがこの日、買い円可能な状態にまで復旧したと発表し、5営業日ぶりに大きく値を上げている。
東電は566円のストップ安で終えた一方で、国内の太陽電池市場が拡大するとの見通しから国内シェアトップのシャープが買われた。
また、29日付でパナソニックの完全子会社になるパナソニック電工と三洋電機が上場廃止となり、長い上場企業としての歴史を終えた。
東京外国為替市場のドル/円相場は、1ドル=81円台は半ばで推移した。