調査会社Millward Brownが企業のブランド価値ランキング、「BrandZ」の2009年版を発表。Googleが世界初の1000億ドルブランドにランク付けされた。
Millward Brown社は4月29日、「BrandZ」の2009年版を発表した。これは消費者の意見や業績などをもとに独自に算出したブランド価値で、各社をランク付けしたもの。
2009年版ではGoogleが1位となり、Microsoft、Coca-Colaが続く。IT関連では23位にIntel、25位にOracle、26位にAmazonがランクイン。任天堂は32位で、初めて上位100社に入った。
上位100社のブランド価値合計は1兆9500億ドルとなり、前年から1.7%の微増。Millward Brown社のジョアンナ・セドンCEOは「不況で多くの企業の価値が低下している中で、ブランドは一層重要性を増し、厳しい時期を乗り切る助けになる」とコメントしている。
【BrandZブランド価値ランキング】
社名、価値(百万ドル)、前年よりの価値増加率
1位 Google 100039 16%
2位 Microsoft 76249 8%
3位 Coca-Cola 67325 16%
4位 IBM 66622 20%
5位 McDonald’s 66575 34%
6位 Apple 63113 14%
7位 China Mobile 61283 7%
8位 General Electric 59793 -16%
9位 Vodafone 53727 45%
10位 Marllboro 49460 33%
11位 Wal-Mart 41083 19%
12位 ICBC 38056 36%
13位 Nokia 35163 -20%
14位 トヨタ 29907 -15%
15位 UPS 27842 -9%
16位 BlackBerry 27478 100%
17位 Hewlett-Packard 26745 -9%
18位 BMW 23948 -15%
19位 SAP 23615 9%
20位 Disney 23110 -3%