5日の東京株式市場で、東京電力株は上場来最安値となる362円ストップ安で引けた。1951年12月につけた393円を、実に約59年ぶりに更新した。
この日は、アローヘッドで大量の売り板を吸収し418円で一気に寄り付き。さらに400円を割り込むと、今度は大量の買い板が現れ、419円まで上がる場面もあった。だが、最後は362円の上場来安値で引けた。
4月1日には、約200億円分の大量の買い注文が引け間際に約定。機関投資家もデイトレに参加し、また、さらにその動きに連動して個人投資家も参戦している。アローヘッドによって、東電株は文字通りのデイトレ銘柄となっている。
午前の出来高、売買代金のランキングでともに1位となった。