東電ーマスコミ「癒着旅行」の結論は? 3月11日に東京電力の勝俣恒久会長、とマスコミとの中国での懇親会が行われていたが、この結末がまだ発表されていないが、どういう結果となるのか?
関係者によると、これは「愛華訪中団」という友好団体で、勝俣会長ら東電幹部とマスコミOBらで組織されているもので定期的に行われているものだという。
新聞やTVでは、経済部、政治部など一部は「ごっつぁん」体質。それが都合の悪い形でバレてしまった。しかも、今回はタイミングがいかにも悪すぎた。だからこそ問題となったのだが、3月11日に訪中していたからだ。
3月30日に東電本社で行われた会見で、勝俣会長が最も慌てたのが、この点を質問された時だった。賠償や責任などはスラスラと答えたものの、ここだけはなぜかうろたえた。答は主に次のようなものだった。
「詳細はわからないが、全額ということではなく、わたくしどもが多めに出した」
「幹部ではなくOBの研究会の方々、誰と行ったかはプライベートなことなので…」
「確認して対応を考えさせていただきたい。2~3日中に相手の方に照会して…」
2~3日と公言した期限はとっくに過ぎているが、まだ、どこかで報道された覚えはない。