この12カ月で株価が40%も上昇した米アップル社だが、いくつかの弱点が考えられるが、そのうち最大の弱点3つを挙げてみた。
米CNNは、「クラウド」「ソーシャル」「リビングリーム」と題して、下記3つを列挙している。
1.クラウド=「iPad2」はポストPCだという大言壮語を飛ばしているが、まだPCが不要と言う段階には達していない。 そうでなければ「iTunes music」なども使うことは難しい。現状ではまだまだ、グーグルのようなクラウド化は難しい。
2.ソーシャル=ピングなるソーシャルメディアをスタートさせ、出だしこそ好調に見えたが大ヒットにはいたっていない。「App Store」などでつながりを持たせる可能性こそあるが、フェースブックなどのような拡がりはないだろう。
3.リビングルーム=「Apple TV」は同社の製品の中では最も弱い。コンテンツなどが限定されており、まだ先行者を脅かす段階では全然ない。強いて言うならばライバルの「Google TV」が成功していないので付けいる余地がないとは言えない。