タレント、神田うのさんが、阪神・淡路大震災の時に被災し死亡した人の数を賭けをしていたという噂が広まったことで否定していた件で、その問題発言が掲載されている雑誌がネット上に流出してしまった。
16年前の阪神・淡路大震災の死亡者数を賭けの対象にするという、にわかに信じられないような話。神田さんも自身のブログで3月23日に「悲しすぎるネット被害」と題して次のように書き込んでいる。
「我慢も限界に達してしまいましたので書かせて頂きますね。悪意に満ちた作り話を流した人間を許せません。ましてや死亡者の人数をかける、そんな発想をする人間がいるなんて…ショックです…」
ところが、これは噂ではなかったようなのだ。実際にこのインタビューが掲載された雑誌が流出したのだ。現在では廃刊となっている女性誌「uno!」の1997年年11月号で、落語家の春風亭小朝さんと対談している。
「『ねぇ、うのちゃんは、何人ぐらい死ぬと思う?』なんて番組のスタッフに誘われて賭みたいなことやっちゃったんです」ときっかけを説明。
さらに「そのことがすご~い自分の中に残ってて。それで、ある番組でもらった賞金30万円に、20万たして寄付したの。悪いことしたな、悲しんでいる人たちがたくさんいるのに、あんなことして、ひどかったなってすごく心が痛んだ」と、続けている。
雑誌の取材なので、おそらく事務所サイドも掲載の事前に確認をするはずで、事務所が迂闊だったこともあるが、編集サイドでもカットするような内容だが、スルーしてしまっている。また、賭けを誘ったTV局のスタッフもスタッフだが、誘いに乗る方も軽率と言われても仕方がない。
神田さんは、この震災で1000万円寄付したことを明らかにしている。しかし、この雑誌の流出が、今後どのような影響を与えるのか。