福島第一原発から3キロの所で生活する男性がいた

 福島第一原子力発電所から約3キロしか離れていない場所で、避難せずに生活を続けている75歳の男性の姿を、海外メディアが報じている。

 日本の大手新聞、TVなどが報道規制を敷いている中で、海外メディアが、避難勧告が出ている地域に乗り込んで、地元住民の貴重な肉声を伝えている。

 英デイリーメールによると、福島第一原発から約3キロの民家で避難をせずに暮らし続ける
75歳の男性を発見した。

 男性の職業は農業で、3月11日の地震当日はすでに津波が玄関まで迫り、どうすることもできなかったのだという。妻とははぐれてしまい、現在どうしているのかもわからず、また連絡も取れないために安否が心配だという。「どこかに避難していてくれれば」と話している。

 食糧もあまりなく、今後の生活は厳しいことは確実だが、それでも「ここに残って生活したい」と話しているという。

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