福島原発事故を最悪の「レベル7」に引き上げ

 福島第一原子力発電所の事故について、経済産業省原子力安全・保安院と、原子力安全委員会は、事故の評価を最悪の「レベル7」に引き上げることで検討に入り、12日に政府と合同で発表する。

 過去に「レベル7」は、旧ソビエト連邦で起きたチェルノブイリ原発事故と同等になる。福島第一の原発からは、最大で1時間で1万テラベクレルの放射性物質が放出されていたとの試算を公表し、レベル7相当との評価をしている。

 ◆国際原子力事象の評価◆
7 深刻な事故(チェルノブイリ原発事故)
6 大事故
5 事業所外へのリスクを伴う事故(スリーマイル島原発事故)
4 事業者外への大きなリスクを伴わない事故(東海村臨界事故)
3 重大な異常現象
2 異常事態
1 逸脱

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