12日の東京株式市場は大きく続落し、日経平均株価は前日比164.44円安の9555.26円で取引を終了した。
福島第一原発の事故評価が最悪の「レベル7」に引き上げられたことなどの影響が大きく、一時は200円近い下げに見舞われる場面もあった。ほぼ全面安の展開となった。東電株も前場の引け前には大きく買われる場面もあったが、大引けにかけて一気に売り込まれた。
この日、逆行高だったのがファナック。前日終値比130円高の1万2990円だった。株式新聞の1面トップで底値から3~4倍の可能性が取り上げられたことなどが材料視された。