投資家億万長者の46%「裕福とは感じず」

 投資家の億万長者のうち、46%が自分の経済状態について「裕福とは感じない」と回答したことがわかった。米投資信託大手フィデリティ・インベストメンツが6日に発表した。

 同社は投資家1012人を対象にアンケートを実施。昨年の調査では「裕福ではない」との回答は19%だった。投資家の平均資産額は約3億4300万円、年収は約3000万円。

 回答者の平均年齢は59歳で、70年代の石油ショックなど過去4度の不況を経験。3分の2が、最も投資に対する利益が得られるのは米国、次にくる市場は中国だと答えた。また2010年には景気は回復すると見込んでいる投資家が多かった。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる