東京医科大学病院(行岡哲男・病院長)は14日、呼吸器外科医が、患者延べ659人分の手術記録などが入ったハードディスクドライブを院外に持ち出し、紛失したと発表した。所轄警察署など関係機関に届け出したが、現在でも見つかっていない。
病院によると、医師は13日深夜零時頃、帰宅途上でハードディスクドライブを入れているバッグを紛失したという。
ドライブには検査記録 CT5件、内視鏡140件、医師が手術に関わった514件の手術記録の情報が残されている可能性があるという。その情報には、患者ID・患者氏名・生年月日・手術日時を含むが入っているのだという。
また、住所と電話番号は記載されていないものの、パスワードが設定されておらず、暗号化されていない状態だという。